体にやさしい便秘薬が欲しい

誰にとっても便秘は苦しいものですね。便秘になると憂鬱な一日を過ごすことになります。また、便秘が慢性化して無理に排便しようとすると、痔疾が悪化することになります。市販されている便秘薬を使用しても一時的です。下痢を伴うこともあります。なんとかならないものでしょうか。

そのような方に良い薬があります。酸化マグネシウムという、海水から作られる天然由来成分です。

コンテンツ

酸化マグネシウムの効用

市販の酸化マグネシウム

酸化マグネシウムの副作用

マグネシウムは私たちの体になくてはならないミネラル

オリーブオイルも便秘予防の効果がある

体にやさしく効果のある便秘薬、酸化マグネシウム

酸化マグネシウムは、海水から作られる天然成分ですから、体にやさしいです。しかも、経験的に便秘薬としての効果は抜群だと思います。

入院中の処方で知った酸化マグネシウム

私が初めてこれを知ったのは、消化器の病気で手術を受けて入院した時のことでした。便秘するとよくないというので、処方されたのが「酸化マグネシウム」という薬でした。

これを使用してみると、毎日自然に便通があるようになりました。これまで長い間悩んでいたことがうそのようです。「使用量は自分で調整してください」ということでしたので、最初毎食後服用したのですが、効きすぎて下痢します。そして、朝食後1錠でちょうどよいことがわかりました。

酸化マグネシウムの効用

マグネシウムは水分を吸収する性質があります。そのため酸化マグネシウムは、大腸の中で水分の吸収を高め、その結果大腸のぜんどう運動を助けて排便を促します。

私たちが摂取した水分の90%は小腸で吸収されてしまうということです。その水分を酸化マグネシウムが吸収して小腸から吸収されるのを防いで、大腸に届けるというメカニズムになるのでしょう。

天然に存在するマグネシウムの性質を利用した効果的な薬です。医療機関でも、便秘薬として最も多く処方されているようです。

市販されている多くの便秘薬は刺激があり、依存性があります。これに比べ酸化マグネシウムは、刺激が少なく安全で、依存性もありません。安心して使える薬です。

ただし、腎臓機能の低下した高齢者や腎不全患者が、酸化マグネシウムに限らずマグネシウムを含有する薬を長期にわたって服用すると、血中のマグネシウム濃度が異常に高くなる「高マグネシウム血症」になることがあります。不安な方は医師に相談しましょう。

市販の酸化マグネシウム

退院してからしばらくは、この酸化マグネシウムを処方してもらって使っていましたが、手術部分が完治しても、この薬を処方してもらうために病院に通うのは大変です。そこで、インターネットで「酸化マグネシウム」で検索してみましたら、ありました。たくさんあるのですが、その中で私はこれを使用しています。

【第3類医薬品】酸化マグネシウムE便秘薬(360錠)【ケンエー】

就寝前に服用するようになっていますが、私は入院時に指示されたように、朝食後1錠服用するだけでちょうどよいです。今まで出勤前にトイレで長い間苦労していたことがうそのようです。もっと早くこれを知っていたらあんなに苦労しないで済んだはずです。もちろん適量は人によって違います。

360錠ですから、1年近く使えます。市販の便秘薬よりずっと経済的でもあります。

長い間便秘に悩んでいる方、一度試してみてはいかがでしょうか。使用量は個人によって違います。自分に最適な量があると思います。

酸化マグネシウムの副作用

とてもよい薬ですが、副作用が報告されています。長期服用すると「高マグネシウム血症」の副作用があるようです。症状としては、悪心・嘔吐、口渇、血圧低下、徐脈、皮膚潮紅、筋力低下、傾眠等の初期症状があるようです。上でも書きましたように、腎臓機能の低下した高齢者や腎不全患者は要注意です。医師に相談しましょう。

http://www.doyaku.or.jp/guidance/data/H21-3.pdf

かかりつけの医師に確認したところ、1日1錠(330mg)程度でしたら全く問題はないということでした。1日に6錠も飲むようならば気をつけた方がよいということでした。上で紹介した酸化マグネシウムは、6錠中2,000mg ということなので、1日1錠は全く問題ないことになります。多量に飲む方は、時々検査を受けたほうがよいでしょう。

マグネシウムは私たちの体になくてはならないミネラル

2019年9月4日のNHK「ガッテン」では、マグネシウムを特集していました。マグネシウムは私たちの体に必須のミネラルで、心疾患や糖尿病の予防にも効果的であることが紹介されていました。

マグネシウムは日常私たちが食べている野菜やナッツ、魚介類に含まれていますが、水に溶けやすいので調理法に工夫が必要とのことです。さらに、日本人の食生活の欧米化により、平均的日本人の男性は1日100mg、女性は1日50mgのマグネシウムが不足しているということです。

ガッテンでは、マグネシウムは多く摂取しても取りすぎということはないとのことですから、サプリメントを使わずとも、上に紹介した酸化マグネシウムが、マグネシウム不足を補うことが期待されます。もちろん、ほとんどのマグネシウムが便通のための水分吸収に使われるでしょうが、このうちの何パーセントかはマグネシウム不足解消に役立つと思うのです。

オリーブオイルも便秘予防の効果がある

オリーブオイルも便秘予防に効果的だそうです。私は確かめてませんが、薬がいやな方は試して見るとよいでしょう。

水溶性食物繊維の含まれる食品(納豆など)にオリーブオイルをスプーンに一杯ほど混ぜて食べると、よいそうです。オリーブオイルに含まれるオメガ9系脂肪酸のオレイン酸が、腸内の滑りをよくし排便を促すということです。特に、エクストラバージン(EXV)オリーブオイルがよいようです。

※エクストラバージンオリーブオイルとは

オリーブオイルにはエクストラバージンオリーブオイルとピュアオリーブオイルの2種類あって、エクストラバージンオリーブオイルは、オリーブの実をしぼっただけのオイルで、オリーブの実に含まれる天然成分で香りや味わいがあります。

一方、ピュアオリーブオイルは、しぼったオイルを精製して香りや味のない「油」の状態にしたものです。

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